虫歯が大きい場合、歯の神経の治療をしたときに歯の形を回復させるために人工の歯をかぶせます
![差し歯・かぶせ物の治療(クラウン)](images/crown-img01.png)
![差し歯・かぶせ物の治療(クラウン)](images/crown-img01.png)
セラミック、金属、ハイブリッドなど様々な材料を選択することができます。
差し歯(クラウン)診療のご案内
歯の全体を削り人工の歯を上からかぶせていきます。
土台となるご自身の歯が強度的に不安な場合はポスト・コアという土台から作っていきます。
クラウンには金属やセラミック、レジンなど選択肢はいくつかあるのでお好みで選ぶことができます。
差し歯(クラウン)の治療方法
保険診療内の差し歯
![保険診療内の差し歯](../images/crown-metal-square.jpg)
保険診療
保険診療内の差し歯をご検討の方に
全て金属でできている人工の歯です。耐久性があり日本の保険診療ではスタンダードです。
金属アレルギーなどの原因になることもあります。
前歯部は表面のみ白い材料のかぶせものになります。
- 特長
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- 保険適応
- 歯の切削量がセラミックに比べてやや少ない
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奥歯
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前歯
オールセラミッククラウン
![オールセラミッククラウン](../images/crown-ceramic-square.jpg)
保険外診療
細かい色調を表現できる
透明感、質感も細かくオーダーできます。
歯の切削量が多くなるので歯の中にある神経をとらなければいけない場合もあります。
- 特長
-
- 細かい色調を表現できる
- 変色、劣化がほとんどない
ラミネートベニア
![ラミネートベニア](../images/veneer-ceramic-square.jpg)
保険外診療
歯の表面を薄く削ってセラミックを貼り付けます。
歯の表面だけを薄く削り、セラミックを貼り付けます。
かみ合わせの状態などによっては適応外になる可能性もあります。
- 特長
-
- 歯の切削量が少ない
- 脱離のリスクがある
治療の流れ
![カウンセリング](../images/flow-counseling.jpg)
カウンセリング
まず、患者様の症状や生活習慣等また、治療に対するご希望等を時間をかけてゆっくりお聞きします。
![レントゲン撮影、説明](../images/flow-x-ray.jpg)
レントゲン撮影、説明
デジタルパノラマX線装置なので被曝量を抑えられます。
![治療](../images/flow-crown-treatment01.jpg)
治療
土台(コア・ポスト)を立てるために歯の根の中を削ります。
![治療](../images/flow-crown-treatment02.jpg)
治療
土台(コア・ポスト)を装着しクラウンをかぶせるために形を整え歯型をとります。
![装着](../images/flow-crown-treatment03.jpg)
装着
しっかり咬めるようにお口の中で調整を行います。
その後セメントで外れないようにしっかり装着します。
![メンテナンス](../images/flow-maintenance.jpg)
メンテナンス
差し歯を装着したら定期的にかみ合わせのチェックが必要です。
よくある質問
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Q
ファイバーコアのメリットは?
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メタルコア(金属製のコア)より衝撃を吸収します。
ファイバーコアを装着する目的はご自身の歯をより長く持たせることにあり、あまりにも強い力が加わった場合にはファイバーコア自体が折れ、ご自身の歯を守れるケースが多いのが特長です。
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Q
保険適応のクラウンと自費診療のセラミッククラウンで迷っていますがアドバイスをください
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セラミッククラウンは保険適応のクラウンより高価ですが、失った歯の色や形を再現でき見た目も違和感なく仕上がります。
金属色が気にならない方は保険適応のクラウンの方が治療費を抑えられます。
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Q
保険適応の白いクラウンは変色するとききましたが本当ですか?
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保険適応の白いクラウンの材料はレジン系(アクリル樹脂に近い)なので細かい傷ができやすくそこに汚れが付着してしまい変色の原因になります。